紀南養護専攻科を考える会



第2回総会ご報告

第2回総会概要


講演会(第2回総会)

総会会場

障害者の青年期教育の研究と20歳までの専攻科教育の保障を働きかける活動をしている 「紀南養護専攻科を考える会」は、9月12日田辺市青少年研究センターで、 講演会と第2回の総会を兼ねた研究集会を行った。

養護学校や一般の学校に通う障害を持つ子ども達の保護者を中心に、 福祉・教育関係など67名が参加した。

総会の様子

総会では、来年4月に開設するふたば福祉会の「たなかの社」 に入る自立訓練所として当会と協力して運営する 「紀南養護学園(仮称)」についての構想などを発表した。

講演会の様子

講演会は「福祉からの障害者青年期教育〜就労までに伸ばしてあげたい、君の力。〜」 と題し、和歌山市で先駆的に教育プログラムを取り入れて通所施設「ランドマーク」を 経営する日下宗紀氏が、現場にて肌で感じた自分の体験や 障害者の置かれている教育・福祉環境について事例を交えて語った。

講演会の様子

「現状では全国的にみても障害者の前面発達を望める青年期教育を行える所は少なく、 唯一専攻科が実践している。社会へ出る前の中継ぎの役割も担って、各自治体に1〜2箇所、 国や県だけでなく学校法人、福祉法人やNPOなどをバックボーンとして設立されることを願う。」と締めくくった。

参加者は、熱心にメモをとり聞き入っていた。



第2回総会概要



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