紀南養護専攻科を考える会



趣旨・目的


障がい者にも進路選択の拡大を!

障がい者が「社会人として自立し、幸せな生活を送ること」、それこそ本人はもちろん、その家族にとっても大きな夢であり、将来の目標です。

そのため、自立した社会人になるための高校卒業後の進路は、大変重要なのです。健常者ならば、社会人として就職する以外に、大学や専門学校に進み社会に出る前の移行期をじっくり就学し、成長することもできます。しかし、当地方の障がい者は、各作業所に就職する以外の選択はほとんどありません。都会ならば専攻科や職業訓練校などがありますが、当地方にはなく、過去にも県等の行政へ働きかけた様ですが、残念ながら前向きな話にはなっていないようです。健常者でも、高卒後、即就職してもうまく行かない人が多い中、障がい者にも「進学」という選択があっても良いはずです。そこで、社会に出る前の大切な2年間、集団でゆっくり学習し,生きる力と人間形成を養える「専攻科」が、紀南に必要だと思います。

当会では、障がい者の20歳までの教育保障を働きかけ、青年期教育のあり方を研究したいと思います。



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